肝付町では、地域木材の有効利用を通じた循環型社会形成への寄与とともに、燃料代の削減を目的として温泉施設のメイン熱源として2014年に木材焚暖房機の導入を行いました。国内製品を選定したことで、メンテナンスや不具合対応へのストレスがなく、トラブルの少ない安定的な稼働が実現しています。また、指定管理事業者の努力により、建設リサイクル法に基づき排出された木材を再生等処理したリサイクル木材の確保と活用により、燃料代の削減に大きな効果が認められたため2022年に木材焚暖房機の更新を行いました。
製品の構造が単純で扱いやすい点が魅力です。燃焼空気の量を簡単に調節できるバルブがあり、使い勝手が非常に良いです。また、設定温度に達すると自動的に送風が停止し、燃焼を抑えてくれる機能も便利です。
ただ、夏場に投入扉を開けて薪を追加投入する際に炎の熱で暑く感じることがあります。もしこの暑さが低減される工夫があればより使いやすいです。